青梅エリア
◆◆◆吉野梅郷
日向和田駅から徒歩15分ほどで吉野梅郷に入る。金剛寺に植えられている「将門誓いの梅」から根分けされたのが、吉野梅郷の由来とされているが、「梅郷」の名のとおり梅の花のシーズンには、公園も、民家の庭先も梅に彩られた美しい風景、風情を演出してくれる。ささやかな旅人の心となって、白や紅の様々な梅の花に包まれた里は観光客も、地元の人たちも笑顔で春を迎える至福のシーンとなる。売店や露店、お土産店がにぎわう春にはぜひ訪れたい山里である。

御岳渓谷
◆◆◆吉川英治記念館
吉野梅郷を散策して、訪れたいのが「吉川英治記念館」だ。昭和19年に疎開したことを機に、文豪吉川英治がこの地に移り住んだのが、昭和29年。大作「新平家物語」が生まれた地である。吉川英治記念館は、「草思堂」と名づけて、吉川英治が愛した邸宅に昭和52年開館した。母屋は140年前に庄屋の住居だった建物で、英治の書斎が愛用の文具と共に展示されている。整えられた庭園をゆっくり楽しみながら、記念館の展示品を味わいたいもの。自然と文学を、吉川英治のように愛情をもって感じるひとときを楽しみたい。
◆◆◆羽村の堰
羽村駅から徒歩15分ほどで、羽村の堰に至る。
この堰は、河口から約60qの位置にあり、江戸時代の水道として江戸っ子の誇りであった玉川上水の分水地だ。堰下の橋は歩行者専用の橋もあり、対岸には整地された公園、羽村市郷土博物館がる。
お弁当をディパックに詰めて、のんびり散策するのにふさわしい地だ。郷土館には、旧下田家住宅が江戸時代末期の農家のくらしそのままに移築され、当時のくらしを再現している。

羽村駅前「まいまいず井戸」

青梅リバーサイドパーク
◆◆◆玉堂美術館
御岳駅徒歩3分。日本画の巨匠川合玉堂を記念して建てられたこの記念館は、川合玉堂没後の4年、昭和36年に開館している。雄大な御岳渓谷の美しい流れや、四季の木々の彩りを満喫しながら、気品ある玉堂の作品を存分に鑑賞できる。この地で風雅な作品は、84歳の絶筆まで展示されているから、画伯の心境を壮大な自然の中で想像しながら、美しい日本の風景を新めて感じ入ることができる。
隣には、画廊レストラン「いもうとや」がある。

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